俺は何がしたい

30代男の日々感じたこと

花火大会へ行ってきた

昨夜は地元の花火大会へ行ってきた。駅からシャトルバスに乗り込み会場へ。地元ではめったにバスなんか利用しないので、車窓から眺めるいつもの景色も新鮮に感じられた。

 

会場に到着すると色鮮やかな花火が音楽に合わせて夜空に瞬いていた。大勢の人が空を見上げながら夜道を行く。この街にはこんなに人がいたのか。皆いつもどこで何やってるんだろう。

 

花火会場で見る花火は見事で思わず感嘆を漏らしたが、子供の頃に花火を見たときの感動とは程遠かった。あの頃の興奮は一体何だったのだろうか。何で今はこんなにも様々が色褪せているんだろう。大人になるに連れて自分の感情を抑え込むことに慣れてしまったのかな。そうやって生きてきてしまったから、感情を動かすことが怖くて自然と出来なくなってるんだ、情けない。

 

帰り際に夕飯も出店で買っちまおうと適当に覗いた屋台は、偶然にも行きつけの居酒屋がやっていたものだった。向こうもこちらに気付いてくれて軽く挨拶を交わす。かなりサービスしてもらっちゃった。ありがたい。

 

私が暮らしている街の人たちは、普段は関わりの無い人たちばかりだけど、きっとどこかで繋がり支え合っていたりするんだろうな、知らぬうちに。多くの人が空を見上げて、あの花火を見て、遠からずとも同じような気持ちになっていたのかなとか考えると、街がひとつになったようで感慨深い。

 

もう会ってない友達とか、昔別れた彼女とかも昨日の花火見てたかな。今は離れててもあいつらともどこかで繋がってんだろうな。

 

直接は難しいけど、一生懸命生きることで間接的にでも何かしら恩返しになったらいいなと思う。

 

そんな感じでやっていこっと。