俺は何がしたい

30代男の日々感じたこと

俺はもう若くない

30歳で転職をし新入社員となり、一回りも違う二十代前半の面々と同期になった為勘違いしていた。

 

新入社員の利を活かし悠々と定時退社し、判断は人任せにし、同期と共にくだらない愚痴で笑い合っているうちに勘違いしていた。

 

私は、若者なのだと。

 

しかし今日、目が覚めてしまったのだ。私は若者ではない。昭和62年12月生まれの30歳8ヶ月。立派な中年だ。

 

年齢で自身を測ることは浅はかだし、青春はきっと死ぬまで訪れるし、可能性は諦めた奴から失っていくんだと普段から自分に言い聞かせている。

 

だけど、それはいつまでもティーンエイジャー気分でいようとか、ピーターパンシンドロームを肯定するとか、モラトリアムの中で生きようとか言いたい訳ではなく、人間も生物なのだから年齢に応じた衝動や意志があると思うんだ。それに正直に生きた方が気持ちいいよなという意味合いである。

 

そして私は辟易してしまった。新入社員として迎えられている空気に甘ったれている自分に。

 

そういうことじゃないでしょ。今やりたいことは。

 

人間は気を抜くと楽な方ばかりへ向かってしまう。しかし、それは習性であり意志ではない。

 

自分を満たす為には今なにが必要かしっかり見極めてやってこーと思う。